赤く赤く染まった世界の中、そこだけが異様に白くて眩しかった。あの姿が今も僕は忘れられない。
こんな話、誰も信じてくれないだろう
それでもこれは本当にみたこと
それは、きっと僕の思い違いなのかもしれない。
それでも、信じたい
あの日、僕は確かに美しい天使をみたことを。
ただ信じたいのだ。