まさーき
親しみやすいSF
登場人物がじつに魅力的でした。
それぞれのキャラがしっかり立っていて、だからこそ生きてくる台詞の数々。可笑しくて愛しいです。
プラチナの「ぼけー!」が可愛いすぎます。
キンの「プラは弱くていい。僕は強くなる」は恋する少年の正念場。引きこまれます。
最後にちらっと語られるハカセとアズキの会話もいいですし、
序盤では恐ろしげだった亡霊が、最後ではただの野次馬のしゃべり(というか某巨大掲示板のカキコミみたい)になったのも可笑しかったです。
本編最後の一文も、いかにもこの作品に相応しい終わりかたで笑ってしまいました。