陽だまり

作者








ずっとずっと


明るい場所に行きたかった。



太陽のような、あなたの近くに行けたら、

自分も光の一部になれるような気がした。





ごめんね。


本当はわかっていたのに。


ごめんね。


君の優しさに甘えすぎていたよね。



ごめんね。


全然不釣合いだったのに。


歯車なんて合わなかったのに。





もっと早く、解放してあげればよかった。