大雑把で、でも実は繊細で。そんな、言葉では表せないほど複雑な「高校生」の物語。
何の変哲もない毎日を繰り返していた。
与えられた責務を淡々とこなすだけで、少しも気持ちが満たされなくて。
自分が今ここにいる、という実感なんてこれっぽっちも湧かなかった。
君に出会うまではーーー