とある少女のとある怪我との闘病生活。

作者晴帆

私は椎間板ヘルニアです。運動ができない、皆の役に立てない女でした。でも、貴方だけには知ってほしい、私の日常があるのです。誰でもいい、現実を知ってください。

貴方がもし運動ができなかったら、どう感じますか?


悔しい、羨ましい、やりたい、皆と同じように走りたい。


どれだけ運動が嫌いでも、いずれはそう考えるでしょう。


その状況に縛り続けられていた私がいます。


運動会、やりたかった。


応援団にもなって凄く楽しかったのに、嬉しかったのに、待ち受けるのは辛い現実。


でも、私が無理をしたのは事実。


仕方なく、現実を受け止めるしかなかったのです。


皆が


「今日も疲れた~」


とか


「体育やりたくないな」


と私に愚痴のように話されても、相槌をするか、「そっかー」と受け答えるしか、成す術は無いのです。






そんな私の闘病生活をさまざまな人に知ってもらおうと思い、この作品を書き始めました。


運動をすることの素晴らしさ、人々への感謝の気持ち等を感じていただけると私も嬉しいです。