嘘と恋とテディベア

作者田中 花子

その子が大事にしたものは兄と"__"だけなのです。ただ純粋に少し偏った愛を持っていただけ。

「僕の事なんて

誰もわかりやしない。


知ってくれるのはキミだけ。

ずっとそばに居るよ。


君の身体に綻びが出来ても

僕が針で助けてあげる。


あたたかい君は大切な大切な





私の、___」






必要なものだけでいい。

僕には兄と"___"それだけで良かったの。







そう、それだけで。











※この作品は作者の経験や

思いをほんの少し織り交ぜた

ちょっぴりホントのフィクションのお話です。

人によっては不快に感じるシーンも

あると思われます。

読む時にはご注意ください。

これを読み、何か感じてくれたら

嬉しいです。