数年前に両親を亡くし、遠縁の家にお世話になっている。
優しくはないけど交渉してこない、おじさん
人の服装やらいちいち難癖つける、おばさん
お姫様みたいにふわふわしている、同い年の女の子
そしてメイドのごとく一心不乱に働く、私。
「私、暴走族の姫にって誘われちゃったぁ!
みんなかっこいいし、総長の彼女とか自慢できる〜」
「…(暴走族?)」
起きて、学校行って、帰っては働く毎日が続いていたのにどこで間違えたのだろう。
「肉はまだか」
「俺カレーがいいー」
「課題の邪魔だ。黙れ」
もうお前ら全員黙れよ
フィクションです。