日下奈緒
哀しいけど…
たくさんの罪を背負って、自分の仕事を遂行する龍一
それを影で支える美百合
ただただ支え合うような、そんな単純で薄っぺらな関係ではなく
お互いの運命さえも、自分の心に取りこんでしまうような、そんな運命さえも感じました
決して明るいお話ではないけれども、運命の相手って、こんな関係の事を言うのかもしれないと、心にずっしりときました
短編なので、読み始めるといつの間にか読み終わってしまうぐらい、お話の世界観に引きこまれてしまうのですが
読み終わった後には、なぜか愛情について考えさせられるような作品です
おすすめです
ぜひ読んでみてください