作品コメント
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- 麻薙 遊々
愛
拝読しました。
始まりから本格アクションラブという感じです。不思議で、少し独特な雰囲気の漂う物語だと感じました。
先が読めない作品というか、予想を超えた展開が続くのでとても楽しめます。
現実と離れたホラーやファンタジーのような部分もあり、少し難しい感じもしますが、分かりやすく書いてあります。
続編という事のようですが、個人的にはこの作品だけでも楽しめました。それでも、本編があるので本編から読んだ方がもっと物語に入り込めるのではないかと思います。
ページ数が少なめで、内容のしっかりした作品。スラスラ読めますが、それが逆にスラスラ読めすぎて、もっと読みたい、と物足りない感がありました。(本編から読むと違うのかもしれないですが……。)
愛を感じる物語です。
途中、思わず鳥肌が立ちました。
最後への流れがとても好きです。
素敵な作品ありがとうございました。 - みづき海斗
アクションとラブ
龍一のアクションがいいですね。そして何よりもこのシリーズを通じて、美百合のキャラが完全に出来あがっていますね。「猫」は意外な展開で半分ホラー状態ですかね。自分が捕まえた人間が愛する人に乗り移るという設定も龍一の「戸惑い」を感じさせる作品ですね。 - チコ
いいストーリーですね☆
ラブとハードボイルド、そしてホラーをたった49ページのなかに混ぜ込んだ、この作品は最高ですね!
本作を最後までじっくり読むと、このストーリーはありだなと納得。
本作は、著者様の文章能力の高さゆえんできっちりと面白い内容に仕上がっています。
しいていうなら、特定の読者だけのために的を絞った作品かなという印象を受けました。
エピローグに載せてある絵。
ホストですか?
主人公への印象が一気に変わってしまいました。
まあ、気を取り直して最後まで読み進めましたけど。
エピローグは非常に重要な部分だと思うので、絵をなくして文章のみで表現したほうがいいかと思います。
読者は、情景を頭に思い描きながら文章に目を走らせています。
読むリズムから考えると、絵を見て、文字を読んででは忙しいです。
絵だけのページを、本作の最後に載せたほうがいいかな。
そのほうが、その絵に対する印象も変わるかも。
ああ、そういえばこんなシーンがあったかなあ、それにしてもこの絵、最高に巧いじゃん。
なんてことになるかも。
長々とごめんなさい - 柚茶緒花
スリルに拍車がかかった恋愛小説
Min-Goo様作の『ロシアンルーレット』の大大大ファンでして、そのコラボ小説だということでテンションが異常に上がってしまいました。
さすがアクション小説をベースにしているだけあり、とってもスリル満点です。
特に、葛原が美百合へとのりうつり、龍一を殺そうとするシーンでは息を呑みました。
描写の巧みさがスリリングな場面にさらなる拍車をかけ、非現実的なはずのこの作品の世界へとぐいぐい引き込まれていきます。
ただ、欲を言わせてもらえば、『ロシアンルーレット』を知っているからこそ、内容の生ぬるさを感じずにはいられませんでした。
例えば、最後の場面。龍一の心の葛藤を随分と描いていますが、それにしては美百合が言った共に生きていくという言葉をすんなりと受け入れすぎだと感じます。自分と一緒にいるということは、美百合にも当然危険が及ぶわけで、これから美百合を守っていくという龍一の覚悟をもっと示すべきなのではと思いました。
ですが、やはり確かな文章力の持ち主。
人殺しの罪を扱った重い内容となっていますが、命の輝きや儚さが伝わる切なくも心温まるストーリーに深く感動しました。 - 将刃
good!
殺し屋(?)の話ですね・・・。
あんまり現実味の無い話なんですが、
グイグイ入り込めますね!
龍一の美百合を思う気持ちがきちんと伝わってきますし、
凄くレベルが高い作品だと思います。
でも
最後の展開が急に現実味が無くなってしまったのが残念でした。 - 永翔
本格的
私が今まで読んできて作品の中で一番本格的だと思いました。
表現の仕方がとてもリアルで見習いたいなと思います。
素敵な作品でした。 - 日下奈緒
哀しいけど…
たくさんの罪を背負って、自分の仕事を遂行する龍一
それを影で支える美百合
ただただ支え合うような、そんな単純で薄っぺらな関係ではなく
お互いの運命さえも、自分の心に取りこんでしまうような、そんな運命さえも感じました
決して明るいお話ではないけれども、運命の相手って、こんな関係の事を言うのかもしれないと、心にずっしりときました
短編なので、読み始めるといつの間にか読み終わってしまうぐらい、お話の世界観に引きこまれてしまうのですが
読み終わった後には、なぜか愛情について考えさせられるような作品です
おすすめです
ぜひ読んでみてください - 野和
おとぎ話だから、丁度いいのです。
まず、アクションシーンの描写
素晴らしいです。
脳に流れ込んでくる文字たちが
映像となって頭の中に浮かび、
とてもスリリング!
短編ながらも、
細かな情報が散りばめられて
いるので、ストーリーの世界に
スーっと溶け込めました。
『切なさ、悲しみ、愛情』
どんどん湧き出る人間の業の深さが
胸にビシビシ突き刺さり、遣るせなく
なります。
「切ないおとぎ話」
そうです、その通りですね。
不思議な現象も「おとぎ話」
だから、丁度いいんです。
素敵な時間を感謝致します。 - 音沢 ゆう
確かに…
ホラー的な要素は多少あるかと思います。
(美百合さんに葛原さんが憑依したところなど)
ですが、そこがいいスパイスになっていて
より作品を引き立てていたように感じました!
そして、
龍一さんと美百合さん素敵な夫婦ですね。
互いに想い合う姿が目に浮かびました。
もう一度読み返したくなるような素敵な作品です。 - ともむ
切ない
今回の作品も楽しく読ませていただきました
美百合の態度が突然変貌したところはとても驚きました
それと同時に、龍一はどう対処するのか、見所だと思います
まさか、子猫が…
と様々な驚きがあり、ハラハラドキドキしながら一気に読み上げてしまいました
ラストはそうきたかっという感じでした(笑)
龍一×美百合シリーズの作品を一つでも読んでいる方は、是非読んでいただきたいです - 瑠菜
手に汗握る
読み終わった後脱力しました。
わたしの予想をはんして物語は進んでいきました。
龍一の想い美百合の想い葛原の想い。
全ての感情が上手に表現されていました。
途中甘いシーンもありましたが
それはほんの少しで。
でも、途中からは美百合と美百合の中にいる葛原と龍一自身は戦いました。
二人の間に生まれる新しい命を
大切にしてほしいと思いました。 - 真冬
二人の甘いお話かと思いきや
美百合が一匹の猫を拾って来て、その猫に嫉妬する龍一だったが……
序盤、龍一と美百合の甘いストーリーと思いながら読み始めましたが、それはほんの序盤だけでした。
手に汗握る展開に驚きました。
作者様の筆力が、ものの見事にこのホラーな世界へと引き込んでくれます。
ホラー的で有りながら、最後には感動へと導かれます。
ヘタで陳腐なドラマなんかより格段上のストーリーor構成力にただ、脱帽しました。
これはぜひ、映像で見たい作品だと思いました。