光の羽根が舞い降りた 【完】

作者若菜静音

「この手を掴むかどうか、オマエが決めろ」

赤い髪の美少年"ひなた"
自由気ままに生きるひなたに惹かれる、地味な優等生の千蔭が織り成す甘くてせつないラブストーリー

相反する存在だから、

惹かれあったのかな。


キミと出逢えたのは、運命だったのかな。


キミは、いつの頃からか私に取って憧れの存在でした。



この狭い空間から抜け出すことなんてないと思ってた。


このレールに沿って生きていくんだと思ってた。


そう、ずっと。




キミに出逢うまでは…。