姉の死から嫌いなもの好きなもの生き方のすべてが変わってしまった少女の話少女は自ら王子になり女性を幸せにするためだけに生きる
“女性には優しくね”
それは姉がいつも口癖のように言っていた言葉
“うん!わたし大きくなったらねぇねやパパみたい になってママを幸せにする!”
いつしかそうやって答えるのが当たり前になってた
だけど
“ああ、男じゃ女の人を幸せになんて出来ない”
そう考えるようになってしまった。