静かな部屋に鳴り響いていたギターの音。そこで出会った無表情な彼は、何かを抱えているように見えた。私の本当に好きな人って誰だろう。私は…ずっと笑っていたいのに。
空き教室に響く音色。
私の好きなものは何か。
私の好きな人は、誰なのか。
「笑ってもらってなきゃ焦る」
そんなこと言われたって…。
私だって。
できるなら泣きたくないし。
ずっと…ずーっと笑っていたいって
私はそう思ってるんだけどな…。
お母さんが付けてくれた私の名前。
大切にしたい。
だから…。