choco to Night~ロシアンブルーの瞳に映るもの~

作者あんころもち(chocoシリーズ)

プロローグ



モノトーン(夜)の世界でも、あなたの瞳の色だけは、私は覚えていました。


黒でもない もちろん白でもない


灰色のような、でも水色のような


そんな瞳の色でした。


夜が明けてカラー(朝)になった世界で、私はあなたを探しました。


私は人が溢れる街の中 あなたを探す手がかりは、その瞳の色だけでした。


だけど、あなたはその瞳の色をとても気にしていて とても嫌な思い出があることなど


あの時の私は知りませんでした。


中学3年時の優と、主人公(少女)のとあるお話。主人公(少女)目線。

そして、少女の姉が、優を知ることになったきっかけ。


2012年5月 表紙up

2012月11月 更新再開


【未完】