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懐かしく、そして切ないこの作品を拝読して、思わず涙がこぼれました。小さな男の子の目線で淡々と語られる、近所に住んでおられた、おばあちゃんの事。男の子が語るおばあちゃんの様子が目に浮かんで、それがとても愛おしく切なく感じられました。そして、今は亡き私の祖母を思い出しました。作中に出てくる【しかくい氷砂糖】の表現も、とても素敵でした。私も昔、おばあちゃんに貰った記憶があります。今度、自分で買って氷砂糖を太陽の光に透かしてみようと思います。