激痛に目を覚ますとそこは見知らぬ部屋。身体は動かず、混乱する中で一人の男性が現れる。
男性はルヴェリアと名乗り、告げる。
「君の名はレリアナ。私の妻だ」
レリアナは事故で記憶を失い、昏睡状態にあったのだと。
献身的で優しく愛してくれるルヴェリアに愛されながら穏やかな日々を過ごすレリアナだったが、ルヴェリアは決してレリアナを外に出してはくれなくて……?
外はレリアナにとって危険で恐ろしい世界でしかないと告げるルヴェリアの真相は――?
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愛しているからこそ許せないことがある。
そんなお話です。