ZAK

複雑な感情
元カレの婚約者が主人公に拳銃を突きつける、というかなりのインパクトを持った始まり方をします。

内容はどんでん返しの連続で、飽きずに最後まで読めます。
これは作者様の腕の成せる業でしょう。

そして不思議な余韻を持って物語りは終わります。


ただ個人的に、好感の持てるキャラクターがいませんでした。
タイトルが「小悪魔と崇拝者」なので、それで良いのかもしれませんが、一人ぐらい「いい人」がいても良かったのではないかと思います。

女性には好まれる話だと思います。
お手に取って損はない作品だと思います。