青のカノジョ

作者

俺の初恋は止まった。


凜…… 今でも愛している。
そして決して忘れることはないだろう。

「凛、、、 …戻ってこいよ」

「俺やっぱ無理だわ」



「…むなしいな」



凛がいなくなって5年も経った。

あれから、俺はもう24になってしまった。


やっと、生きる道に進みはじめたんだ。

もう卒業しなきゃな。


「凛、もう俺はあんまりこねーけどいいよな」

「許してくれよ? 怒ると怖いからな、凛は」


「でもさ……



さみしくなったら、来てもいいだろ?」


「じゃあ… また今度な」