月光

バハムは超絶王子だった。
正しくは竜王様なのだが、ディアスといい、超絶美竜の王子様が登場する。
世の乙女ならキャーキャーと色めき立つこと請け合う。

物語は壮大で、歴史的であり幻想的。
ヒロイックな部分を拡大させれば、さらにアドベンチャーとして神竜達の活躍も期待できる。
可能性満載な作品だ。

文章的に少し特殊な感じがあるが、慣れれば案外気にならない。
とにかく話もキャラクターも魅力的なので、あっという間に読み進める。

あとは想像力を駆使して、美しい世界を堪能してもらいたい。