夜の流星

作者

凍える程寒い冬、伊坂 都(いさか みやこ)は関東最大グループ“真桜”のトップ九条 流正(くじょう りゅうせい)の傘下“白夜”の巡回姿に惹かれる。

それは寒い…とても寒い夜の日だった。













吐く息も白く、かじかんだ手で自転車を握りしめ、バイト帰りの道を走る。











そんな中、












暗い空に見つけた流星。














大きな音とともに流れ過ぎて行く“ソレ”。











「綺麗…」








初めての出来事だった。











今まで、誰かを綺麗と思った事や感動したことの無い私が、この日初めて“綺麗”だと思った。














そして、この出来事を境に私の人生も流れ始める。











関東最大グループ

真桜まおう”のトップ、











九条くじょう流正りゅうせい










これは、彼と私が幸せになるお話。