「愛するということが罪ならば、俺は神を信じない」
セレスティアの聖堂での惨劇から一年。
少女の心を取り戻すために青年は旅をしていた。
その旅の途中で出会った第三者。
その出会いをきっかけに歯車は動き出し、物語は幕を開ける。
llust 春海様
「守りたいんだろ? 理由なんてそれで十分だ。理由を求めすぎると失うぞ。俺、みたいにな」
「あいつにとって、俺はただの裏切り者だ。それ以上でも、それ以下でもない。でも、だからこそ俺は、あの二人の行く末を見守らなくてはいけない」
護ると決めた者を護るため
人は何を選び、何を手放すのか
それぞれの選択が導く先にあるものは――?
「お願い。……フェリクス、消えないで……」
尊い少女の祈りは今――
【完結済】
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sumita様、未風様、玖妙夢堂様、レビュー感謝です!