私は魔法族。魔法学園高等部1年普通クラスです。【完】

作者アエン

人が魔法族と非魔法族に分類される時代。
非魔法族の者は普通の生活。魔法族の者は決められた道を進むのみ。
宮本 百合も魔法族と分類され、過酷な道を進む義務を持つ。

私が生まれたこの時代は

子供の1歳の誕生日の日、どの家庭でも

ある検査を行うよう義務づけられている。


国から支給された特殊なインクで

子供の左手首を塗りつぶし、インクを洗い流す。


洗い流して、左手首に

特に変化がない子は非魔法族に、

星の形が残った子は魔法族に分類される。


非魔法族の子は、これからも普通の生活を。

魔法族の子は

分類された時点で、人生においての進路が決められる。


私も魔法族と分類され、 1歳の誕生日の日から

好奇・同情の目に包まれ生きてきたー…





~作者より一言~

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