巨大化した昆虫たちが暴れる御話
いつものように、晴れた気持ちのよい日だった
たった一時間前までは
街は巨大化した 昆虫が暴れていた
人よりひとまわり 大きいもの、巨大な虫の中には
二階建てビル程のものもいた
ぼーぜんと見つめる、オフィスの机に隠れる
ぼろぼろになったサラリーマン二人、OL一人
「私 モスラ好きだったです」「僕はゴジラ派かな」
「課長はキングギドラじゃなかったかしら?」
「いや 僕はみさきちゃんと同じモスラかな」「かわいいですよね モスラ」
「ふふふ」「ははははは」
壊れたような笑い声にひかれ、じっと見つめる
3メートル以上あるの巨大なが蛾(が)
三人を見つめるが蛾はパタパタと羽根を動かす
蛾の燐分にサラリーマン達はむせかえり、むせながらもOLさんは
金色に光る燐分のキラキラのその輝きに「綺麗」と一言
巨大化した蛾は迫り繰る。
ずんずんずん
三人は悲鳴を上げる。
事のはじまりは、とある中学校の科学実験室
時間はお昼休み,ここに最初から壊れた、、いや、最近の世の中の流れにちょっと疲れた先生とそれにつきあう、こちらもちょっと疲れた生徒達がいた。
・・・登場する同じキャラクターの御話あります
美奈子ちゃんの密かな秘密♡