必要とされたい思いばかりで素直になれない唯子と、意地とプライドで素直になれない律稀のすれ違いが生み出した別れ。あの時…二人は幸せになれたはずだった。
例えばアタシがあの頃
もっと君を信じていれば
アタシは君の隣にいられたのかな
もっと素直でいられたら
君とアタシは愛し合えたのかな
君が逝ってしまった今も
あの海は
夜になると
蒼く輝くよ