理香
命を育てる
三人目にして、待望の女の子を出産なさった作者様。
当然のように順調な出産、健康な赤ちゃんを想定していたが、実際には違った。
赤ちゃんには命の危険が迫っていたのだ。
産後すぐにNICUに運ばれ母子がバラバラになってしまう。
命の危機を脱したとしても、脳性マヒなどの後遺症の心配も残る。
不安と自責で涙にくれる日々。
それでも作者様は三人の母親だ。
『なんで、こうきのにゅうえんしきに、おとうさんもおかあさんもこなかったの?』
入園式に行けなかった上の子供の言葉に胸を痛める。
また赤ちゃんと離れていても、胸がはりパジャマがビチャビチャになるほど母乳があふれ出る。
作品で描写されている苦悩と葛藤の中にも、お子さん達への愛を痛いほど感じます。
更新頑張ってください。
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