彬(AKIRA)
素晴らしい!
何という文章力だろう?
情景を美しく描き
それが押し付けがましい訳でもなく
そっと読み手の手を引くように
その世界に招き入れる。
しかし…読み手を選ぶ。
簡単な文章に慣れ親しんだ者には
辞書を片手に読む作品であろう。
たった28ページの作品だが
そこに凝縮されたモノは遥かに多い。
世に小説は溢れているが こんな作品こそが多く読まれるべきだと思う。
私はこの作品を読んで 頭を殴られた様な衝撃を受けた。
簡単な文章に飽きた貴方…
この作品は きっと貴方を満足させるだろう。