作品コメント

元…カレ
レビューにて失礼します。

心に傷を被った瀬里に、
優しく包み込むような高校生の頃より成長した拓真がとても素敵でした。

拓真の
『絶対に瀬里がいい』
というセリフがすごく好きです。

読み終わった後、
あたたかい気持ちになりました。

これからが、
ふたりの本当のはじまり。

寄り添って、お互いを想い合っていってほしいです。


素敵な作品をありがとうございました。

ここからがはじまり
学生時代に付き合っていた瀬里と拓馬
若かったあの頃はほんの少しのすれ違いで別れてしまったけれど

大人になり
色々なつらい経験を経て再会した二人は
運命だったんじゃないかと感じました。

瀬里の心情の表現はとてもリアルで
主婦の私にとっては胸が痛くてたまりませんでした。

苦しんだ二人だけれど
再会したここからがはじまり

そう思わせてくれるような
最後に希望をくれるお話でした。

大人の恋愛
高校時代の元カレとの偶然の再会。
嫌いで別れた訳じゃないふたりが、惹かれていく様子は自然で魅力的でした。

大人になり、辛い経験をしたふたりだからこそ、互いの過去を受け入れられるようになった。
辛い過去も心の傷も全て抱えながら、それでも前に進んで行けば
きっと神様は素敵な未来を用意してくれている。

ふたりに用意された幸せな結末にそんな事を感じました。

甘くて切ない大人の素敵な恋愛でした。

お似合いの二人
結婚と離婚を経験し、
心に深い傷を負った瀬里。

高校時代、付き合っていた拓馬と、
再会し二人は再び惹かれあいますが、
様々な問題が浮かび上がってくる。

拓馬もまた友達の死という、
深い傷を心に負っていた。

どちらかが相手に対し、
負い目を感じる関係なら、
想い合っていても不安は拭えないけど。

瀬里と拓馬はお互いの傷を、
癒しあう為に存在している二人なんだと感じました。

二人ならば結婚して起こりうる様々な問題に、立ち向かっていけるのではと、
感じました。

大人の恋愛の読み物です。

辛い経験も幸せへの過程
高校生の頃、思春期ならではのすれ違いが原因で別れてしまった二人。

そんな拓馬が同じアパートの隣の部屋に引っ越して来るところから始まる物語。

嫌いで別れたわけじゃない二人だからこそ、再び火が点くのは簡単だけれど…。

子供がなかなか授からないことが原因で、離婚歴のある瀬里。
あの頃とは違う、痛みを持っています。

変わってしまった部分と、変わらない部分を確かめるように体を重ねる、という表現がすごく良く分かるなと思いました。

大人になった拓馬にもやはり過去がありますが、それでも包み込むような男性に成長した彼は素敵です。

瀬里の辛い経験も、拓馬の失った恋も、最終的に二人がこうして寄り添う為の過程だったんじゃないかと…。
もうこの二人ほどしっくり来る相手はお互いにいないんじゃないかと、

そう思わせてくれるような素敵なラストでした。
短編の時の余韻を残した終わり方も良かったですが、今回は二人の行く末を見届けることができて満足感を得られました。

最高っ！
スッゴく､最高ですッ！！


瀬里さんは大人な感じがして､優しくて､自分の気持ちを正直に話せてすごいと思います！

拓馬くんは､私的に少し不器用感があって･･･それでも､好きな人にちゃんと気持ちを伝えるのは､偉いと思いました！


まさに､大人で感動できる恋です！

再会からはじまる恋
すれ違いで一度は別れてしまった二人が、偶然再会してしまう。

嫌いで別れたわけじゃなかった二人。
会えば懐かしさと、しらない大人の部分を垣間見たドキドキから自然に惹かれてしまいます。

いろいろ経験してきたからこそ、互いに理解できるようになった二人。

今、出会った偶然は、神様が引き合わせた運命のような気もしました。

どんなに辛いことがあっても、神様はちゃんといて、平等に幸せになる権利を与えられている。

そんな希望を信じられるような、素敵なお話でした。

大人の愛し方
お互い辛いことを経験してきた二人…
再会するべくして再会したような気がしました。

好きな気持ちがすれ違ってうまくいかなかった過去、想いを伝えることを知った今、そして未来の二人の心はきっとぴったりと寄り添っていくのでしょう。

幸せをじんわりと感じさせる、素敵な作品でした。