仮面舞踏会

作者穂花

人の顔色を伺っているうちに分からなくなった本当の自分。

その仮面は必要なのだろうか。

それとも仮面は顔になるのだろうか。





仮面が外せない。



そのうち自分が誰なのか分からなくなる。



それでもいいかと、独りになりたくないと、仮面にしがみつく。