それはある霧の深い日曜日の朝のことだった。


子供を連れて図書館へ遊びに行った父親の前に現れた言葉もままならない幼い男の子。

彼の名はカウル。

彼はなんでもないただの他人のはずだった。


小さな出会いに、小さな歯車が動き出す。幼い笑顔に隠された狂気と、人間模様のストーリー。


 …未完