Loup libre

作者

狼と呼ばれる彼は、私の前では猫。闇の帝王に懐かれた私…闇を彷徨い、私にひたすら愛を注ぐ彼は、〈Loup libre〉…自由な狼。







闇に溶け込むその姿は美しい





凛々しい、漆黒を纏う男





誰もが羨み、妬む、そんな彼に







「凛世、おいで」







何故か懐かれました。








猫のような彼は、






「凛世、好き…愛してる」






私を満たす、愛をくれる






相手をひたすら一途に愛す、その姿はまさに狼








そんな彼は、







〈Loup libre〉








そう、自由な狼