久遠マリ

計り知れないその力
時に精霊と戦い、時に精霊と分かりあい、力を手に入れた代わりに人々の為、と走り回る彼ら。
例え幼くても、その3人の持つ可能性は無限大です。

旅を通して様々なものに出会う幼い異能者ケイ、ナオ、ハルトの成長が見所のファンタジーです。7話まで拝読させて戴きました。
伏線の張り方も見事で、エピソードの流れにも綻びがない。手に汗握るバトルは迫力満点です。

……迫力満点なだけに、所々の会話文の中に♪や☆やwなどの記号が含まれているのが余計に気になりました。
殆どの文章における、最後の句点がないことに違和感を覚える読者も少なくないと思います。かなり読みにくいです。

表現が結構ストレートなので、もっと文章を飾りながら周りの景色で遊んでもいいのではないかとも感じました。
これからナオが内に秘めた力がどのように顕れてくるのか、神々の伝説がそこにどう繋がってくるのか、旅の先に何が待っているのかが楽しみです。