幼い頃の記憶の中、ただ一つあるのは赤い景色と繋がれた手のぬくもり。「金の眼に気をつけろ」全てのきっかけは、大好きな兄からの突然のキスだった。


長い間、西の魔女は東の天使のためにその身を捧げることを強いられてきた。


その血肉を捧げ、宿る魔力を天使の一族の繁栄のために……。





異世界トリップラブファンタジー。