とある些細な過去が元になり恋愛に冷めてしまった愛果。祖母の知人の孫である佳澄からの猛アプローチにあい、彼のペースにはまっていく。櫻井家双子姉愛果の恋物語。
“必ず、君は僕と恋をするよ”
そう言って、
私の左手薬指に填められた婚約指輪
好きになんてならないと
貴方を拒む私の耳元で何度も
何度も囁く、優しい “I love you.”