俺たちの逆襲Ⅰ・ノーザン帝国の襲撃

作者furusato

この話は選抜王政のジパング王国の未来の王と女王の話です。資本主義の脅威にさらされるジパング、王子暗殺の犯人にされた、ローヤルは、逆襲に転じます。

過去、未来、現在より、いつの日か、定かでないが、とある銀河にジパングという国があった。

主星パルミールを中心として、半径2000光年、昔は、全銀河を統一していたこともある。

その統治システムは、オリオンシステムと呼ばれる、選抜王政。

全ての国民をオリオンと呼ばれるスーパーコンピューターシステムで王にふさわしい人物を選抜し、教育し、王にしていくシステムである。

近年は、金持ちや政治家の2世が選ばれる、率が高くなり、選抜王政も名ばかりと、口の悪い人間には言われている。

また、経済状況はノーザン連邦系の外資企業の進出にジパングの経済界は浸食されつつあり、また、新興国家の台頭で、3流国家に落ちようとしていた。

そんな苦しい状況の中、平民より選ばれた王と女王の物語が今始まろうとしていた。