よろしく　空の彼方まで【完】

秋塚ミコト

2011年2月21日

空の端でまた。 始まりは、自己紹介。 自分の自己紹介を邪魔した栗宮くんに、最初は腹を立てているが、 段々と惹かれて行き…… とても優しい物語でした。 二人の掛け合いが、微笑ましかったです。 ただ、二人が付き合うまでの展開が少し早かったかなーと。 でも、そこからは、また会えた嬉しさや、それゆえの切なさなどがとても丁寧に描かれていて… 終盤の二人の別れのシーンでは、切ないけれど優しい気持ちになれました。 「空の端」という言葉が上手く使われていて、温かい気持ちにさせてくれます。 主人公の性格からか、重くなりすぎず、適度に切なくで、 個人的に好きな感じでした。 切なく、優しい作品です。 素敵な作品をありがとうございました。

たぁ

2010年11月1日

空の端っこ 初めての恋に胸を焦がし、これから二人が幸せな関係を築いて行くのだろうな…と思っていた矢先、二人を襲った突然の事故…。 冒頭では全く予想もしていなかった展開が繰り広げられて行きます。 はたしてそこは『空の端っこ』だったのでしょうか。 切ない設定のお話ですが、明るい主人公と彼のやりとりに、クスリと笑いが込み上げてくる、ラブコメテイストのファンタジーです。 高校生の純愛物語、是非一読下さい。 素敵な作品をありがとうございます。

切なくて、綺麗。 始めの方の込川さんと栗宮くんのほのぼのとした恋愛模様から一転して、 驚きました。 読みやすくて、スラスラ一気に読めてしまいます。 特にラストが秀逸！！ あやねちゃんの言った最後の一言が、どうしようもなく胸にジンときます。 切ないけれど、とても綺麗で感動するお話でした。