えぃな
その中にある美しさ
学校の自己紹介で
からかわれ
最初は嫌々ながらも
徐々に惹かれ合っていく
込川と栗宮。
初めのほうは
よくあるような
学園ものかと思いましたが
読み進めていくうちに
驚きの展開を迎えます。
幽霊になった込川。
彼女が見える栗宮。
そこには
確かな絆のようなものが
しっかりと感じられて
涙が出そうになりました。
かと思えば
二人のやりとりに
何度も笑わされ
胸が暖かくなる。
そしてラストでは
また涙を誘う。
切なさの中にある
美しい物語と
暖かい気持ちが
たまりません。
また読みたくなるような
素敵なお話でした。