私にはとても大切な人がいた。
自分には甘いくせに他には厳しい
だらしない男
なのにスゴく強くていつもいつも私は負けていた
その人は私にとっての「師匠」であり、「兄」のような存在でもあった
「もう泣くな、笑ってくれよ」
そう言って私の背中を押した師匠は………私のせいで死んだ。