もう一度、口付けを

作者マリア



「もう一度、もう一度だけ


私をして下さい」



なんてかな願いなのだろう




貴方と交わした口付けは


まるで見えない鎖の様に


何処までも


何処までも


私を縛り続ける



愚かでいい、美しくなくていい


総てを棄てても


どれだけ堕ちても



私の願いは一つだけよ




「私をして」