僕に○○があったなら

作者桃二郎

これは僕と先輩の期限付きの恋。限られた日々、我儘に振り回されて、傷つけられるとわかっている。それでも僕は先輩の傍にいたいと思った。




「君に頼みがある。」



「なんですか?」



「卒業まで恋人になってほしいのだが…。」



「…いいですよ。」









僕に○○があったなら









「私、我儘だよ?」



「知ってます。」



「きっと君を傷つける。」



「覚悟の上です。」



「それでも…」



「それでも。」














更新開始2019/03/02