ZAK

抱腹絶倒
某ミステリー作家と同姓の人物が主人公です。

ショートコントのような内容で、

・有栖川先生がとんでもない内容の小説を書く。

・担当編集の平松君が怒る。

・平松君の傍若無人なお仕置きに、有栖川先生が酷い目に遭う。

というのが基本パターンです。

情景描写は必要最小限で、基本2人の会話だけで話が展開するのですが、とにかく2人の掛け合いが面白いです。

かなりマニアックなネタが出てきますが、そのネタが解る世代には、もう堪りません。

また作中作の「渋谷Lovesong」はかなりの出来。
これだけで短編出した方が良いんじゃないかと思います。