私と俺様王子。思いだしたいけど思いだせない。追憶のなかにねむる彼。違和感と俺様の少し切ない物語
これはすべて必然的な運命だった。
いきなり現れた俺様王子。
どきどきの日々に溺れた私は知らなかった。
複雑に絡み合った糸がだんだんと、ほどけていっていたなんて…。
まるで全てが仕組まれたことのように私に襲いかかる。
最後に残るのは…哀しみ?
それとも、
……………愛?