あんず
どうしようもなくこの小説が好きです
揺れる主人公の心情が伝わってきて
とても切ない小説。
太郎ちゃんも先生も、他の登場人物もそれぞれに人には見せ
ない影の部分を持っていて、それでも一生懸命に生きてい
る。
誰をとは言わずに全員を応援したくなって
全員のしわあわせを願ってしまいます。
話のテンポも変化があって、すごく感情移入してしまいまし
た。
そしてやはり小説全体から感じ取れる作者様のあたたかい雰
囲気がどうしようもなく好き。
番外編もまた少し雰囲気が違って素敵。
太郎ちゃんにも幸せになってほしいものです。