私が本当に好きなひとは誰?
気づいたときに溢れたものは、
彼への大きな愛だった。
- 最終更新日
- 2012/05/22
- 作品公開日
- 2012/02/04
- ページ数
- 完結 194ページ
- 文字数
- 62,821文字
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- 遥咲 夏羽
波乱万丈 まず、描写が綺麗な作品だと感じました。 スラスラ頭に入ってきて、それぞれのキャラクターが何を思っているのかが伝わってきます。 設定も好みでした。 また、波乱万丈な作品でもありますね。 途中までは、ただ二人が好き合って終わりかな、なんて思ったりしました(それはそれで悪くないとも思いましたが)。 ですが、元彼太郎ちゃんの登場であったり、先生の「愛してない」発言であったり、彼の孤独であったり。 最後まで飽きることなく読めました。 欠点を強いて言うなら、ビジュアル的な読みづらさを多少感じたこと。 けれど、それをプラスしても星五つ。 素敵な作品です。
- ピュア
ハラハラドキドキでした。 タイトルにひかれて読みました。 中盤あたりからもう、どうなるのかが気になって気になってがんがんページをめくって一読してしまいました。 主人公は一体どっちの“彼”が好きなのか? 実は太郎ちゃんはまだ? 先生は実は知ってるのでは? …ともう、お話はゆっくり展開のはず?なのに、自分の中でいろんな想像をどんどん掻き立てられ、大変でした。 主人公より私がパニックでした(笑) 程よく甘く、程よくミステリアスで、程よく大人Loveなとこもあり、久々に良い作品を読んだという感激で胸がいっぱいです。 先生のことを“渉さん”と初めて言う写真撮りの甘いシーンが一番印象に残ってます。 先生のお母さんが過去を語る所も、涙出ましたね。 情景描写が素晴らしく素敵で、ドラマを見てるように引き込まれました。 これからも執筆、応援してます!
- あんず
どうしようもなくこの小説が好きです 揺れる主人公の心情が伝わってきて とても切ない小説。 太郎ちゃんも先生も、他の登場人物もそれぞれに人には見せ ない影の部分を持っていて、それでも一生懸命に生きてい る。 誰をとは言わずに全員を応援したくなって 全員のしわあわせを願ってしまいます。 話のテンポも変化があって、すごく感情移入してしまいまし た。 そしてやはり小説全体から感じ取れる作者様のあたたかい雰 囲気がどうしようもなく好き。 番外編もまた少し雰囲気が違って素敵。 太郎ちゃんにも幸せになってほしいものです。