12歳になったばかりのある日、夏本結希の物語は静かに幕を開けていた。
両親の“事故死”。
“消された記憶"
両親の死から結希の波乱の人生の引き金は引かれていた。
初恋をした結希。
けれど、その初恋に破れ、更にイジメにもあう。
そんな中で出逢った少年の歌声に引き寄せられた結希。
いつしかその少年と仲良くなったのだが…
少年との時間の中で、結希の人生は更に闇へと落とされて行く…
結希に隠された過去。
両親の事故死の真相。
結希の病気。
少年と出会ったのをきっかけに、波乱の物語が結希を襲う…