馬鹿らしいと思っていた。寧ろ興味さえなかった。認めたくなかった。そんな私を見事に納めた誰かさんの物語。
「一枚」
「二枚」
「三枚・・・」
「四」
「無駄遣いはするな」
「鼻水垂れる」
「・・・・はい」
四枚目を渡してくれた人。
私の大嫌いな人。
私の・・・嘘を見破ってくれた人。
私と・・・・