あなたへ

作者偲温

自分が記憶を失うことによって他者を延命させることが出来る体質の女の子が彼氏の病を治そうとしている…

「蒼月、おはよう…今日もいい天気だね」

……ピッピッピッピッ

‪「昨日はよく眠れた?ごめんね?昨日は早く帰っちゃって」‬

…ピッピッピッピッ

「最近思うんだ…蒼月、ちょっと寝すぎだよ?」

…ピッピッピッピッ

「ねぇいつ起きるの?」