“屋上の君 へ”
偶然拾ったのは
繊細な文字が印象的な手紙
便せんに綴られた文面は
恋物語のプロローグ
(ラブコメ/手紙/敬語男子/純愛)
個人的おすすめ度
★★★★★
- 最終更新日
- 2016/01/24
- 作品公開日
- 2008/05/29
- ページ数
- 完結 36ページ
- 文字数
- 18,364文字
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作品コメント
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- **梨羅**
ときめきの連続。すごすぎてレビューの文字数をオーバーします。 ブログに書いてあったので興味本位で 読みました。 素敵すぎて…これはレビューを書こう と思いました。 私もラブレター好きなんですが、こん なに恋心が詰まったラブレターはあり ません!! 描写がわかりやすいので、とてもいい のと私が一番好きなのはいい意味での 焦らし。 早く彰一君からの告白の手紙が知りた いのになかなか正体を現さないそのも どかしさ。だからこそ、最後が凄く感 動的でした。 また、織波ちゃんの不器用な優しさが 好きです。 個人的な話ですが、屋上の君の静波ち ゃんと織波ちゃんの名前が似ていて目 の悪い私はごっちゃになりました。 (←眼鏡かけろよww 短編なので、気にする程ではないと思 いますが、胡亜さんが大切にしている 作品だと思うので言ってみました (*^^*) ラブレターの話、私も書いているので 勉強になりました!ありがとうござい ます☆
- 涼音
おもしろい! 織波ちゃんが偶然拾ったラブレター。その返事を彼女が書くというストーリー展開がとてもおもしろかったです! 屋上の君になりきって便箋を選んだり、文章を書く織波ちゃんの行動や考えにくすりと笑ってしまいました。 けれど、次第に彰一くんのことが気になってしまった織波ちゃん。 そこで悩み苦しむ姿は読んでいてとてもつらかったです。 でも、彰一くんは知っていたんですね。手紙の相手が織波ちゃんだと。 彰一くんが彼女宛に書いたラブレター。それに今度は織波として返事を書くのですが、それが彼女らしくてとてもいいな、と思いました。 嘘から始まった恋ですが、こんな嘘なら悪くないですね。 文章や構成など、とても素晴らしい作品でした。 おすすめです。
- 伊東ミヤコ
ドキドキ&キュン!!! ふと、他人のラブレターを読んでしまったことから始まった、不思議な文通。 「屋上の君」に成りすまし、織波が返事を買い続けた相手は、織波の苦手な彰一。 それなのに、なぜ、こんなに次の手紙が待ち遠しくなっているんだろう? ドキドキして、もどかしくて、でも、とにかく「好き」という気持ちに気づいた二人が、可愛くてたまらない! 大満足な意外なラスト、敬語男子、胸キュンどころ多数です(笑)。