川瀬リノ
記憶を辿ったその後は
蒼き龍は過去に囚われ
黒き龍は復讐に身を焦がし
美しき龍は過去から逃げ出した……。
そんな3匹が出逢ったとき、運命の歯車は動き出す……。
プロローグにまず惹かれました。
基本的に、暴走族ものって進み方が同じなので、今回も同じで展開が読めてしまうのかなと、少し思っていたんですけど。
新感覚です。新鮮でした。
最後の終わり方も、続きが気になるようになっていて、そこは作者様のこだわりが感じられてよかったです。
ぱっと見れば長いように感じられますが、テンポがいいのであまり疲れなく読み進められました。
二巻も読んでみようかと思ったのですが、さすがに忙しかったので、また次にまわさせていただきます。
結末は、貴方の目でお確かめください――。