結婚式当日に結婚するはずの男に逃げられた星河は、知らないうちに知らない男に〝拾われて〟──

結婚式当日に旦那になるはずの男に逃げられた




途方に暮れた私は、知らないうちに別の男に拾われた






「あ、惚れた?キスしてほしい?」


「っ!惚れてませんからっ!」


「……ていうか、あなたは誰ですか?

ここはどこ?」


「キミのこと、拾ってあげるから」


「は?」









私を拾ってくれた人は


みんなに幸せを与える


魔法の手を持っていた