溺れるほど、愛して。

作者琉海

男に運がない蜜(みつ)。そんな彼女を拾ったのは、1人の極道、礼央(れお)だった。傷付いた蜜を溺愛する礼央と過ごす中で、蜜は人を愛する喜び・幸せを知る。

好きだよとか

愛してるとか


そんな安っぽい言葉は信じない。

そう思っても恋心には敵わないから、


また繰り返して、捨てられて。



あの頃の私には絶望しかなかった。

希望なんて皆無だった。



家にも居たくない。

学校も嫌い。

男なんて信じない。