彼がいないベッドは
いつもより広かった。
……もう彼は帰ってこない。
*11/04/29 完結*
- 最終更新日
- 2011/06/04
- 作品公開日
- 2011/04/29
- ページ数
- 完結 9ページ
- 文字数
- 2,490文字
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作品コメント
5件
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- 姫川真緒
過去形になった愛 短い文章の中に切なさと、失ってから改めて気づいた彼への愛しさがぎゅっと詰め込まれていて、読み終わったあと何とも言えない気持ちになりました。 何より"愛してた"にやられました。 全体的にまとまっていて、とても読みやすかったです!
- イツキ
息が詰まりそうなほど 短いページ数で 彼を想う彼女の心と それ故の切なさが つまっていて、こちらまで 息が詰まりそうでした。 付き合っていた時から 感じていた劣等感も 確かに感じていた彼の愛も 流れるように伝わってきます。 そして終わり方もまた切ない。 失恋で感じる“リアル”な 心情を映し出した 素敵な作品です。
- 璃子
失ってから気付く大切さ 失ってから気付く大切さってあるよね~と、読んでいて思いました! 女の方の心情がとても分かりやすく書かれていて読みやすかったです。 一つ気になったことは、男の方はすでに気持ちが離れていたと思われるのに、別れ話をするちょっと前まで、仲良くベッドに入ってたのはなんでなのでしょう? この男は優しくフッているようで、やってることは最悪じゃないかと思い、私は女の味方になって読んでいました。 ものすごく短編なのに、いろいろと考えさせられる小説でした!